2014年06月22日

近況

もうなんだかずっとバタバタいしている。
5月頃から、ずっと私が体調を崩していて、なかなか風邪のような症状や、喘息のような苦しさが続き、最終的には副鼻腔炎を起こしてしまい、今はほぼ良くなりましたが、夕方涼しくなると呼吸は苦しくなったり、未だに咳には痰が絡んでしまう。。。

まあそんな中、幼稚園の役員の仕事が本格的に始まり、てんやわんやです。初めての事でわからない事も多かったりですが、でも家庭内以外の仕事をするのは、本当に久々に大変なりにも楽しいと感じる事も多く、やり甲斐を感じてはいます。それにしても、お母さん方のエネルギーもすごいなーと。無償でこれだけのエネルギーを注ぎこめるってスゴイ。私も始めるととことんになってしまうので、活動の形が見えてくるまで色々と考えてしまい、疑問点がどんどん出て来て、眠れなくなってしまう事もありましたが、今は具体的に事が動き出したので、少し気持ちに余裕ができてきました。

まあとにかく忙しいですが、楽しみながらやっていきたいです。
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2014年06月03日

読書記録 2014年6月分


「横道世之介」吉田修一著
吉田修一さんと言えば、芥川賞獲った時に「パークライフ」を読んで以来かな?「パークライフ」を読んだ時は、あまりに淡々と綴られている文章にポカンとしてしまった(笑)けど、今ならその良さもわかるような気がするな。まああんまり内容は覚えていないんですけど。あの頃はミステリーとかばっかり読んでたからポカンだったのかも。
この作品もあくまでも淡々と綴られているんだけれども、なんせ世之介のキャラクターが最高なものだから、それだけでもうお腹いっぱい。どこかウザいけど、憎めなくて、素直な奴って感じ。こんな友達欲しい!って感じです。名前だけも笑えるしね。素直で優しいから、みんなに愛されてる。
劇的な何かが起こるわけでもないけど、田舎から出てきた大学一年生の日常だけで、これだけ面白く描けるのってスゴイ!

「星やどりの声」朝井リョウ著
最近忙しくて本を読む心の余裕がない、、、中、そんなに長い小説でもないのにやたら時間をかけて読んでしまった。
でも、すごーーーくいい話でした。
兄弟が多い家族の話で、それぞれの視点から家族の事が描かれている。それぞれの兄弟の気持ちに、全部それなりに共感できるところがあって、素敵な家族だなーって思いました。
朝井リョウさんって、新感覚的な小説を書く若い作家さんってイメージだったけど、この作品に関しては、倉本聰的な地にしっかり足が付いている落ち着いた温かい雰囲気が漂っていました。色んな物が書ける作家さん、今後も楽しみです。

「母という病」岡田尊司著
久々に小説以外の本。たまには新書なんかもいいよね。
この本を読んで、わたしはまさに「母という病」に侵された一人だということを実感しました。私も幼い頃、母や父を始め、多くの周りの大人からの愛情に飢えていたなーというのを思い出しました。それをまた生まれ持った過敏さで感じ取ってしまった。だからずっとずっと自己否定的な考え方から抜け出せないし、自殺願望が事あるごとに頭をよぎるのもそのせいなのだと思います。
だから大きくなっても、母の隣で寝る事も多かったし、お風呂も一緒に入っていたし、ずっと子供から大人になれなかった。でもそれを母は受け止めて受け入れてくれていたから、私も最悪の状態に陥る事はなかったのだと思う。でもずっと抜け出せない考え方は、いい子でなければいけない、、、と思い続けていること。だから死ぬほど真面目でカチコチに緊張しながら日々を過ごしてしまう。
また今二児の母となった今、上の娘が私と同じように「母という病」に侵されていないか心配。私はやはりそんな経緯を経ているから、情緒不安定になるし、過呼吸の発作などに苦しむ姿を娘も近くで見ている。私に似て過敏なところもあるし、少し心配だけど、私が幼少期に否定的な事を沢山言われて傷ついた経緯があって苦しかったから、私は子供達にはあまりネガティブな事は言わないよう心掛けている。どんな事も肯定的な側面を取り上げて話すように。そうでないと、ネガティブな話ばかり聞かされて育つと、子供って世の中が物凄く怖い場所に思えてしまうからね。
でも人間は完璧じゃない。これから先、私もまだまだ自分自身のこと、母としても、悩むことが増えていくと思う。それでも常に謙虚な気持ちを持ち続けて、何か困難にぶつかった時は、素直に自分の非を認められるように、そして向上していけるようになれたらと思う。
今、自分が母として、子供に接し方も含めて、自分自身の心の闇に対しても向き合えた一冊でした。何かまた苦しくなったら読み返してみたい。

「海炭市叙景」佐藤泰志著
佐藤さんの故郷である函館市をモデルにした海炭市という架空の都市における色んな人々にスポットを当てた短編集。前半は短編連作的要素もあり、それぞれの話同士の中に微妙に登場人物がリンクしていて、面白かったのだけど、後半は短編になってしまい、ちょっと読み応えなかった。
この海炭市叙景の構想を、一時帰郷した佐藤さんが練って、文芸誌に連載していたそうですが、全て書き終える前に亡くなってしまったそうで、遺作とも言えるのかも知れませんね。


ああ、6月は、幼稚園のバザーのことに頭を占拠され、読書モードに入れなかった。夏休みに入ったらもう少し読書時間がもてたらいいな。
posted by ひかる at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする