2014年09月11日

読書記録 2014年9月分


「銀二貫」高田郁著 (幻冬舎時代小説文庫)
少し前にNHKでドラマ化されて、先にそっちを見ちゃったのですが、ドラマも滅茶苦茶良くて、ドラマの放映が始まった頃、お義母さんから原作本が良かったと聞いて、読みたい衝動に駆られたけれど、ドラマの方はドラマで楽しみたかったので、放映が終わってから読むことにし、図書館で少し予約待ちして借りました。
朝井まかてさんの時代小説も軽快で良かったですが、それ以上にテンポ良く、一気読み必至ですね。小説自体はそれ程長いものではないので、ドラマの方が大幅に色をつけて映像化した形でした。どっちもステキ!だけど、やっぱ見た後だと、、、登場人物はドラマの俳優さん達の顔になってしまうのが、やっぱり難ですね。
最近、5歳の長女も子供向けの新書版の文庫本を読むようになってきたので、この本はいつか子供にも読んで欲しいと思う秀作です。買って本棚に置いておきたい感じ。

「ラブレス」桜木紫乃著
「ホテルローヤル」で直木賞を受賞した桜木紫乃さんの著書、初めてよみました。また、今まで私が読んだことないタイプの文章を書く作家さんだなーと思いました。北海道出身の作家さんって、やっぱり北海道の事を描くよなぁーって。やっぱり故郷に特別な思いがある作家さんって、どこか創作の根みたいなものが、故郷にしっかりと根付いているという感じがする。
この小説は、姉妹や家族の確執と絆について描かれた作品かな?主人公の百合江は、苦しい事をいっぱいくぐり抜けて、肝が据わりきっている強さと、弱い人間に対する優しい包容力を持った人物で、私もこんな風に強くなりたい!強い上に優しい人間になりたい!って思いました。まあなかなかそこまでいける人間はいないだろうけど、その上で尊敬できる女性像でした。

「旅猫リポート」有川浩著
絵本にもなってたりして、ちょっと毛色が違うのかなー?と思い、まだ読んでいなかった有川浩の著書でしたが、お義母さんから「なけたわよぉ」と聞いたので、図書館でもすぐに借りられたので、借りました。
有川さん、こんな小説も書くのかぁーと新しい一面を垣間見たような、そんな感じ。でもとても心温まる素敵な小説だったことは言うまでもない。猫がイマイチ好きになれない私ですが、この小説の語り部とも言える類稀なる聡明な猫ナナは大好き。そして、何よりもナナの飼い主のサトル。優しくて、どこまでも優しくて、どんなに自分が辛い思いをしようとも優しいやつ。堪りません。
やっぱり有川さんの小説は出てくる人や猫、みんな温かくて好き。
物凄くさらっと読めるけど、物足りなさを感じさせないのは、やっぱり有川浩だからだなぁーと思う。

「さまよう刃」東野圭吾著
2009年に日本で映画化され、韓国映画として、二回目の映画化されて、現在公開中らしく、そんな記事を新聞の文化欄で読んだ直後に、古書店で文庫本を見つけたので、東野圭吾好きの旦那の為に買ってあげた本(笑)そしたら面白かったらしく、すごい勢いで読み終えていたので、私も続けて読んだら、面白かった。
本としてはもう2004年に出版されているから、もい10年も前の話ですが、ここでまた外国で映画化されるって凄いことだと思いました。
少年法の在り方にメスを入れた社会派の作品で、エグさも満々ですが、考えさせられるところも多いし、展開も早くて、思わず一気読みしてしまうという感じ。
「マスカレード・ホテル」が期待はずれだったけど、やっぱり面白いのは面白いなーと。

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ああ、9月もあっという間に終わってしまった。
運動会とバザーの準備で忙しかったけど、それももうすぐ終わるな。頑張ろう!今週末は運動会、次週はバザー。身体が持つかちょっと心配だけど、楽しいイベントになるようがんばりま〜す☆
posted by ひかる at 19:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする