2015年10月05日

読書記録 2015年9月分

「ゆらやみ」あさのあつこ著
「バッテリー」等、児童文学の印象が強いあさのさんの時代小説。日経の書評欄で知って、時代小説好きとしてはかなり気になったので、図書館で予約して借りました。

時は幕末、石見の銀山近くの街・大森で、銀山で働く男たちのためのたった一軒の遊郭に仕え、後に街で一番の女郎となるお登枝とその初恋の相手で銀掘の伊夫との、切なくも苦しい愛の物語り…といったところか。

恋愛要素が強くて、時代小説としてはあまり読み応えがなかったけれど、当時の銀山で働く銀掘の命懸けの仕事ぶりなどが知れて、興味深かったです。

「あなたの呼吸が止まるまで」「シルエット」島本理生著
先月読んだ島本さんの著書がなかなか面白かったので、図書館の文庫コーナーに在架だった二冊を借りて読みました。
どちらも短くてすぐに読めたけど、私の好きなテイストではないかも…と思ってしまいました。
もう少し若い頃だったら、美しくちょっと刺のある感じっていいなぁ〜って思ったのかも知れないけど(笑)
感想が雑ですみません(^_^;)

「天空の蜂」東野圭吾著
今、映画が公開されてますね。
我が家の本棚には長年あったのに、東野作品は私の中で箸休め的に読むことが多く、なかなか手に取らずにいた作品だったけど
、映画の番宣観てたら読みたくなったミーハーな私。

東野圭吾さんの作品の中でも、今まで読んだもののどれよりも社会派な作品だと感じました。これを20年に書き上げたのは、やっぱり凄いと思わざるを得ない。
原発を稼働させると言うことは、こういうリスクを常に孕んでいるという事実を忘れてはいけないと思うし、福島の事故がまだまだ何も終結していないのに、川内原発動かしちゃう政治には大いに疑問を感じるし、今の政治は安保法案も含め、強行策が多すぎる気がする。

社会派小説をまた期待してますよ、東野さん!

「本屋さんのダイアナ」柚木麻子著
本屋大賞4位、直木賞にもノミネートされた作品。本屋大賞の投票中から、図書館で予約して、やっとやーっと読めました!
構成力が抜群で、そしてとても可愛らしい作品でした。

柚木麻子さんの著書を読んだのは初めてだったかな?
テイストは全然ちがうけど、主人公のお母さんがイケてるという部分が、西加奈子さんの「漁港の肉子ちゃん」を思い出してしまった。肉子ちゃんも、本書のダイアナの
お母さんであるティアラさんも、どこか激しくぶっ飛んでるんだけど、芯が強くて温かいステキなお母さん。
私はこんなスケールの大きなおかあさんにはなれそうもないけど、理想として心の片隅に留めておきたいと思う。
posted by ひかる at 09:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック