2016年03月14日

辻村深月さん

今、一番好きな作家かも。
とにかく著作が多くて、もう随分読んだつもりだけど、まだまだあるかも…

私が最初に手に取ったのは、「ツナグ」とかちょっとブラックな要素を含む小説だったりで、あまり好きになれなかったんですけど、それでも気になってどんどん読むうち、今では大好きになってしまった…。
この人は本当に沢山の読み物を読んで、とにかく書く事が大好きなんだろうな〜というのが伝わってくるのです。

ライトノベル的な軽めのタッチのものから、身の毛もよだつホラー、そして社会問題に切り込んだような正統派の作品まで、ジャンルも幅広いから、いろんな顔を見せてくれて、飽きさせないところが魅力でもあります。
特に私は人物描写にドギマギする。
私が辻村さんにお会いしたら、どんな風に書かれてしまうんだろう?小汚い内面をすっかり見透かされてしまうんじゃないかと、そんな機会に恵まれるわけもないのに、ひとり勝手にそんな光景を想像し、これまたドギマギしてしまう。

昨日まで読んでいた「スロウハイツの神様」が良すぎた。

もう10年近くも前の作品だけど、「ハケンアニメ」に通じる、オタクっぽい要素が清々しく描かれていて、友情も恋も暑苦しくないほどの適度な温度で描かれてるので、読後感も素晴らしく清々しい作品。
ライトノベル的なレーベルから出ている初期の作品もまだ読んでないものがあるし、とりあえず図書館で読破してしまおう。

最近はスローペースの読書になってしまい、無気力な事も多く、読書記録も中断させちゃったのだけど、辻村さんの事はどうしても書きたかったので、久々の投稿になりました。
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2015年11月02日

読書記録 2015年10月分

忙しかった10月。
感想も書き留められなかったけれど、読んだ本だけ記録として。

「キャロリング」有川浩著

「海を見に行こう」飛鳥井千砂著

「ワーキング・ホリデー」坂木司著

「ウインター・ホリデー」坂木司著

「RPG」宮部みゆき著
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2015年10月05日

読書記録 2015年9月分

「ゆらやみ」あさのあつこ著
「バッテリー」等、児童文学の印象が強いあさのさんの時代小説。日経の書評欄で知って、時代小説好きとしてはかなり気になったので、図書館で予約して借りました。

時は幕末、石見の銀山近くの街・大森で、銀山で働く男たちのためのたった一軒の遊郭に仕え、後に街で一番の女郎となるお登枝とその初恋の相手で銀掘の伊夫との、切なくも苦しい愛の物語り…といったところか。

恋愛要素が強くて、時代小説としてはあまり読み応えがなかったけれど、当時の銀山で働く銀掘の命懸けの仕事ぶりなどが知れて、興味深かったです。

「あなたの呼吸が止まるまで」「シルエット」島本理生著
先月読んだ島本さんの著書がなかなか面白かったので、図書館の文庫コーナーに在架だった二冊を借りて読みました。
どちらも短くてすぐに読めたけど、私の好きなテイストではないかも…と思ってしまいました。
もう少し若い頃だったら、美しくちょっと刺のある感じっていいなぁ〜って思ったのかも知れないけど(笑)
感想が雑ですみません(^_^;)

「天空の蜂」東野圭吾著
今、映画が公開されてますね。
我が家の本棚には長年あったのに、東野作品は私の中で箸休め的に読むことが多く、なかなか手に取らずにいた作品だったけど
、映画の番宣観てたら読みたくなったミーハーな私。

東野圭吾さんの作品の中でも、今まで読んだもののどれよりも社会派な作品だと感じました。これを20年に書き上げたのは、やっぱり凄いと思わざるを得ない。
原発を稼働させると言うことは、こういうリスクを常に孕んでいるという事実を忘れてはいけないと思うし、福島の事故がまだまだ何も終結していないのに、川内原発動かしちゃう政治には大いに疑問を感じるし、今の政治は安保法案も含め、強行策が多すぎる気がする。

社会派小説をまた期待してますよ、東野さん!

「本屋さんのダイアナ」柚木麻子著
本屋大賞4位、直木賞にもノミネートされた作品。本屋大賞の投票中から、図書館で予約して、やっとやーっと読めました!
構成力が抜群で、そしてとても可愛らしい作品でした。

柚木麻子さんの著書を読んだのは初めてだったかな?
テイストは全然ちがうけど、主人公のお母さんがイケてるという部分が、西加奈子さんの「漁港の肉子ちゃん」を思い出してしまった。肉子ちゃんも、本書のダイアナの
お母さんであるティアラさんも、どこか激しくぶっ飛んでるんだけど、芯が強くて温かいステキなお母さん。
私はこんなスケールの大きなおかあさんにはなれそうもないけど、理想として心の片隅に留めておきたいと思う。
posted by ひかる at 09:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする